IT業界に向いていない人だなぁと思ったこと

2020年に小学校でもプログラミングが必修となり、知名度が上がったため、社会人もプログラマになろう、という人が増えています。そんな人たちを山ほど見てきて、「上手くいかないだろうなぁ」と思った人たちのことを書いてみます。

前もって言っておきますが、かなりひどいことを書いています。

頭の回転が遅い人

どの業界も優秀な人材がほしくて探してます。能力的に劣ると分かる人を雇うほど社会は優しくありません。日本もその傾向が大きくなってきました。頭の回転を速くする方法はあれば私が知りたいです。劣ると思う人は何かしら別なことでもいいので能力があることを社会に認めさせる必要があります。

努力だけする人

IT業界を目指す人に多いです。度食することは素晴らしいですし、一つの才能と呼べるでしょう。ですが、自分が持っている能力は外に出さない限り誰の目にも触れませんので、評価されることはありません。どれだけ素晴らしい才能や知識、経験を持っていても全くの無駄になります。

目先を優先する人

若い人に多い傾向があります。目先を優先することは特段間違ったことではありません。ただ、「宵越しの金は持たぬ」を地でいく人だとかなりの困りものです。年を取ってからその重要性に気づいても遅い状態になりかねません。

目標を立てない人

何も考えずに1日その日暮らしはそれは楽しいものです。しかし自堕落な生活は無駄な時間を費やすことに繋がります。ゴールを決めて進めた人とそうでない人の差はあきらかです。成功者はそれだけのことをやっています。

効率を追求する人

ある程度経験を積んだ社会人に多いです。「効率」は、行動に移したことが上手にいかなかった反省から生まれます。何もしていないのに効率よく進むことはあまり無いと思うのですが、机上の空論を掲げて偉そうに振るまう人が後を絶ちません。

自分が世界の中心だと考えている人

自分のことがかわいいと思っている人が極まるとこうなりやすいです。上手くいかないことがあると自分の責任を放棄して、他人が悪い、組織が悪い、団体が悪い、と暴走がとどまることを知りません。その上、強いものへはへつらい、弱いものへ攻撃するようになるので始末に負えません。

他人や何かを利用する人

楽をして金儲けしたい、自分に自信がある人に多いです。最初から下心ある人と付き合いたい人は少ないでしょう。また、利用する、ということは利用されることと同じです。一歩間違えると利用されるだけされて使い潰されるだけの人生になります。

信じていない人

自分で選んだことなのに、最初から「上手くいかない」と考えている人が何かしらのことを成功するとは思えません。自分に言い訳をして安心したい人とは誰も仕事をしようとは思わないでしょう。自分に責任を持ってください。

不満が外に漏れる人

上手くいかないことがあるとそれがすぐ外に出る人がいます。愚痴であったり、行動であったり、言い訳であったり様々です。察してほしくて構ってほしいのでしょうが、ウザイ、うるさいことこの上ありません。

頑張っている自分をアピールする人

本当に一生懸命な人は「頑張っている」とはいいません。簡単なハードルを越えるのは「頑張った」とは言えません。他の人はみんな高いハードルを掲げ、自分の限界を超えるために自分の人生を頑張っていますよ。

精神的に弱い人

人間ですから感情に流されることもあるでしょう。ですが、そばにネガティブなことをばかり話す人がいると、周りに大きな影響を与え、全体も駄目になっていきます。そんな人を社会は必要としませんし、そもそも相手にされません。

成すべきことをやろうとしない人

部屋の片付け中に見つけたアルバムを見て1日が 終わる、あるあるですよね。面倒くさいことはやる気も起きませんが、何を優先してこなしていくか、考えながら行動していかないと無意味な時間を費やすことになります。時間は有限なのです。

諦めている人

年を取ると体力、精神力、気力すべてが衰えます。そうなると早々に諦める癖が付くようになります。そして、諦めを言い訳に自分は偉い、すごいと暗示をかけるようになります。誰もあなたのことを気にしていないのにね。

人生を生きようとしない人

自分の人生に投資をしない人が増えました。景気の悪さよりも、楽な方、駄目な方へ選択する人が増えているのだとおもいます。それはすごく楽で楽しい人生かもしれません。けど、果たして生きていると言えるのでしょうか。

コンピュータおばあちゃんに騙されないで

Appleでアプリを作ったおばあちゃんの話がでてきてから、シニアエンジニアとして活動している人たちを紹介する内容がテレビで採り上げられるなど、年配者がエンジニアへなれるかも?と、人気や期待が高まっています。ただ、理想だけを掲げる人が増えてきたなと感じているので思ったことを書いてみます。

趣味の延長

アプリを開発したおばあちゃんも最初はパソコン自体が全く分からず悪戦苦闘していたそうです。最初からなんでもできたわけでもありません。アプリを作ったのも色々なことを試した結果であって、おばあちゃんができたのだから「安易に私でもできる」というのはちょっと違うと思います。

長期的視野

また、プログラムを覚えたいけどパソコンが分からない。そのためにパソコン自体の勉強から初めて、プログラムも合わせて膨大な時間を費やしていたということ。このことから短期間で結果を出すことの難しさが分かります。なるべく時間をかけずに結果を出せれば越したことはありませんが、簡単にできるものであれば皆エンジニアになっているでしょう。

生活に余裕がある

プログラムを覚えるには、それなりに投資も必要。パソコン本体に書籍、学習サイトへの登録や必要であればセミナー参加、学校へ通うことも視野に入ります。このときにお金をケチるとそれだけリターンも下がる傾向があります。中にはお金がなくて焦っている人もいるのですが、空回りして孤立するケースが目立ちます。

「プログラムを勉強しよう、エンジニアになろう」という考えはすごく素晴らしいと思います。ですが、相性やその人それぞれの環境にも大きく影響されるものなので、自分のペースにあった歩幅で一歩ずつ歩いて行ってほしいものです。