頑張っている人は努力をしていない

プログラミングの技能を習得するために一生懸命な人を多く見かけるのですが、色々な部分で「足りないな」と思うことが良くあります。そのあたりを書いてみます。

調べ方が足りない

日常の生活でスマホを使って検索する人はたくさんいると思いますが、勉強するときに調べ方が慣れていない人が見受けられます。複合検索を上手に使って多角的に調べることで、少ない時間で解決に近づく可能性が上がります。逆に時間がかかりそうだと分かったときはすぐ諦めることも必要です。プログラムに関する事柄は最終的に英語サイトへたどり着くことが多いので、雰囲気でも英語が読めるようになるだけでも解決に大きく近づきます。

本をすみずみまで読まない

初心者向けの本であれば順番に読み進め、コードを入力していけば力が付くように書かれているものが多いですが、一部だけ読む、入力しただけで満足してそのままになってしまうことがあります。それでは中途半端な理解度で止まってしまい、よく分からないままになってしまいます。内容を理解するには本に書かれていること一通りすべての内容をよく読んで理解する、書かれているコードもすべて写経することは重要です。

予習、復習をしない

人がその日に勉強できることには限界があり、一生懸命覚えたことでも1日経てば7割近く忘れることもあります。覚えたことを忘れないためにはその日に復習する必要があります。また、前もって予習をしておけば勉強するときにすごく覚えやすくなり、忘れにくくなります。

予習復習は当たり前のことなのですが、プライベートを理由に面倒くさがってやってない人が多く、時間に迫られて勉強したとしても一夜漬けになってしまい、結果時間の無駄になってしまいます。

まとめ

結局、勉強したことが身につかない人は「圧倒的に努力」が足りないんだと思います。自分が本当に必要なことでやらなければいけないことに対して言い訳をして何もしない人は、周りからは評価は大きく下がるでしょう。

「やる気」って何だろうね?

IT系企業の求人情報を見たときに「やる気」のある人ってよく書いているのですが、どんな意味を持って書かれているのか考えてみました。

優秀な人は誰もが望んでいるけど

最近のITブームは最高潮、仕事はあるけど人がいない。どこのIT企業も超優秀なエンジニアを探していて、さながら仮想通貨のマイニングの様相を呈しています。けど、そんな人はめったに見つかりません。また、巨大なプロジェクトは優秀な人材だけで進むものでもありません。多くのいろいろな人たちが集まって初めてプロジェクトとして動くことになります。

もちろん、仕事をする際にプログラミングスキルはあった方がすごく良いのは当然ですが、経験者はさておき未経験でそこまで求めるのはさすがに厳しい状況。そこで出てくるのが「やる気」という言葉です。

企業が望んでいる人材は

会社も最初からほしい人材に多くを求めてるわけではなく、基本的には「仕事ができる人」を望んでいます。与えられた最低限のことができる、ということ。すごく難しいハードルではなく、低いハードルなんだけどしっかり飛び越えることができる人、ですね。

そのうち、そのハードルがだんだんと高くなっていきます。このとき、「やる気」のある人は高いハードルを前に気持ちを高めて乗り越えるための方法を考え始めます。臆せず未知なる領域に飛び込んで結果を出す。そういう意識を強く持った人であれば、将来どのようなプロジェクトが動いたときでもこの人なら乗り越えてくれる、と評価してくれるようになるんです。

「やる気」に込められたもの

その「やる気」を熱く語ることができる人であれば、企業も雇うメリットがあると考えてくれるようになります。誰だって楽しく仕事をしたいんです。つまらない仕事ではなく、常にこうやっていこうとか、こうやってみたらとか、周りを巻き込んで刺激のある人たちと仕事を通じて楽しい人生を送る。そんな意思を大きくまとめた一言が「やる気」に込められているのではないか、と思います。