「バックエンドエンジニア」に求められているもの

今回は「バックエンドエンジニア」となります。 バックエンドエンジニアは、前回のフロントエンドエンジニアと担当している場所変わります。主にWebサーバで動作するプログラミング言語への対応となります。一番人気があるのは「PHP」です。Webサイトを統合的に構築できるツール「CMS」にはPHPがよく使われていることもあり、この言語を学習することと、CMSを使えるかが基本となります。 Web上で動作しますから、もちろんHTML、CSS、JavaScriptなどの言葉や言語を使える必要があります。ですので、この業種の難度は少しあがります。さらに、最近では「フレームワーク」と呼ばれる、基本的な機能が最初から用意されているプログラムの固まり、これを使うことが一般的になりつつあります。そのために学習コストがさらに上がるため、さらに難しくなっているのが現状です。

「マークアップエンジニア」に求められているもの

少し時間が空きましたが、前回の続きです。次は「マークアップエンジニア」です。 マークアップエンジニアは昔は「コーダー」と呼ばれていて、今でも呼ばれますが、より色々なことができる業種、ということでこの名前が定着しつつあります。 マークアップエンジニアに求められているのは、ずばりコーディングの技能となります。HTMLとCSSを使ってWebサイトの構成ができるか。そして、それがどれだけ早く確実にできるかが技能として必要です。Webブラウザ進歩によってWebページの構築はさほど難しいことではありません。そのかわり数万という種類があるスマホへの対応が一つの難関となります。また、CSS3を中心とした新しい機能を使ったサイトの見え方、ウェブアクセシビリティを採り入れたWebサイトの作り方など、新技術への対応も課題となります。 jQueryを使った簡単なインタラクティブコンテンツへの対応は基本です。さらに、最近ではWebページの作業効率化のため、作業環境を作り上げるプログラミングの知識が必要になっています。