WordPress マルチサイト化のデメリット

Wordpress3.0(既に3.0.1が出てますが)になり、マルチサイト化が可能となりました。興味を持って調べていたのですが、どうも導入にデメリットといいますか条件があるようなので、覚え書きも兼ねて記述しておきます。

サブフォルダでの運用

これが基本パターン。ここで気をつけておくことは、マルチサイトかを行う場合、ドキュメントルート直下にインストールする必要があること。フォルダなど下層階層にインストールした場合はマルチサイト化ができません。マルチサイト化の方法については、調べると丁寧に解説しているサイトがたくさん見つかるので割愛します。

サブドメインでの運用

サブドメインでの運用はレンタルサーバーに左右される。やってみてできなかったら、できない。なので、コミュニティやレンタルサーバーのサポートで動作確認をしておく必要があります。

独自ドメインでの運用

WordPress MU Domain Mapping というプラグインを使う必要があります。私の方では試していないので、もしかすると独自ドメインもレンタルサーバーに左右されるかも知れません。

    1DBの使用

    マルチサイト化した場合、使用するDBは一つです。ということは、複数サイトを運営した場合、負荷が増大します。これは一つのドメイン配下にサブフォルダで2つのWPを入れた場合と似たケースになりますので、変わらないと言えば変わらないのですが。基本動的なページを生成するCMSの場合、サーバーに負荷がかかりやすい傾向にあります。回線が細いレンタルサーバーを使っているユーザーであれば、マルチサイト化はお薦めできないかも知れません。 結果、マルチサイト化はリスクもあるので、無理をしてまで導入する必要は無い、のではないかと思います。こういうのを調べていると、他のCMS(MTとか)はどうなのかすごく気になりますね。

    リアルトレースを極めよう ~応用編(3)~

    画像|スコップのトレス1 今回は少し難しくなってスコップをトレースしてみます。まずは元画像。 画像|スコップのトレス2 こちらが完成図。画像を見た感じ土を掘る部分(左半分)と手で持つ柄の部分(右半分)の2つに分けられます。右半分は今までと同様にグラデーションとオブジェクトを組み合わせていきます。

    左半分の作り方

    画像|スコップのトレス3 今回のポイントは、左半分のグラデーションのかけ方。画像は縁に当たる部分のオブジェクト2つ。金属のような複雑な反射をしている物体にグラデーションをかける場合、必要であればオブジェクトを割りましょう。 画像|スコップのトレス4 その上から被せるように別なオブジェクトを重ねています。上から重ねることを考えれば、下にあるオブジェクトが隠れる部分の形は自由です。

    右半分の作り方

    画像|スコップのトレス5 右半分は端のくり抜かれている部分の作り込みです。各オブジェクトを色から分割し、形に添って組み合わせています。 画像|スコップのトレス6 くり抜きのアウトライン。オブジェクトとしてそれほど難しいことはしていません。各パーツをどのように組み合わせると違和感なく見えるか想像すると良いと思います。