前回書いたパーマリンクからの続きとなります。サンプルソースを掲載する時間が無いので参考サイトを紹介しておきます。
URLの正規化
「他にやっておくこと」とは、まずURLの正規化です。URLを入力するとき、結果的に同じ場所を示していても、記述が違うと実際には「別なモノ」そして扱われます。そのため、URLの記述方法をルール化する必要があります。ルール化するものとして下記があります。
- サブドメインwww
- トレイリングスラッシュ(/)
- index.html
例えば、「hogehoge.com」というドメインを取得したとします。URLは「http://hogehoge.com/」となります。ここに上記3つを付記しても、表示上では同じ場所に辿り着きますが、内部的には全て違う場所を指します。
wwwはサブドメインで、過去wwwを付けるのが一般的だった名残です。末尾のスラッシュ(トレイリングスラッシュ)は無くても自動で振られるようになっています。index.htmlはサーバー側のデフォルトで自動的に飛ばされるようになっています。
これらを統一させる方法は.htaccessで「301リダイレクト」させるのが一般的です。
301リダイレクト
canonicalの記述
次は、head内にcanonical(カノニカル)で、リダイレクトしたURLをソースコードから検索エンジンに対して適切に伝えます。canonicalはGoogle、Yahoo!、Microsoftの3社がURLの正規化のために2009年2月12日からサポートされたもので、「hogehoge.com」だと下記のようになります。
link rel=”canonical” href=”http://hogehoge.com/”
httpエラーページの適切な誘導
最後に、何らかの原因によりサーバーエラーが表示された場合のページについて。404エラーなどが有名ですが、通常は味気ないエラーページが表示されます。このページをサイトのページ構成したものと切り替えることにより、ユーザーに対して優しいページとなります。
しかし、全てのエラーページを一つにして良いモノでしょうか。サーバーエラーはそのエラー内容により種類があり、全て設定することはありませんが、基本的なケースを押さえておくとよりユーザーに優しいサイトとなるでしょう。
HTTPステータス・コード
リダイレクト