さて、WPのインストールは完了しました。管理画面にログインして最初に行っておきたいユーザー管理について説明します。
ユーザーの管理
WPではインストール時にユーザーIDとパスワードが設定したメールアドレスに届きます(インストール終了後の画面にも表示されます)。これで管理画面(http://www.ドメイン名/wp-admin/)にログインできます。
ログイン後、画面右上にある「ユーザー」というテキストをクリックして、ログインできるユーザーの設定が行えるページへジャンプできます。インストール初期では設置したWP全ての権限がある「管理者」のみ表示されて状態です。初期の管理者のパスワードは自動で作られたモノで扱いづらいと思います。この場合、ユーザ名をクリックしユーザー詳細ページへジャンプ。ここの新しいパスワードでパスワードを変更することが可能です。
また、新規ユーザーを追加すると、新しく別なユーザーIDとパスワードで設置したWPにログインできます。ユーザー名、メールアドレス、パスワード、権限を指定して「ユーザーを追加」ボタンを押すだけです。権限はどこまでWPの操作を許すか、というものです。「管理者」であれば設置したWP全ての操作を行えます。
作成したユーザーの削除も行えます。削除したいユーザーの左にあるチェックボックスにチェックを入れ、「削除」ボタンを押します。確認画面でさらにボタンを押せば削除されます。
WordPressの導入はすごく簡単です。流れはこのような感じです。
WordPressの導入の流れ
- ドメイン、サーバのレンタル
- データベースの設定
- WordPressのダウンロード
- WordPressのアップロード
- 初期設定ファイルの更新
- WordPressのインストール
ドメイン、サーバのレンタル
サーバについてはPHPとMySQLの利用が必須です。phpMyAdminがあるとより使いやすいです。
レンタルサーバは安いのは月額500円くらいからあります。月額保守料が高いほどアクセスに遅滞が無く、信頼性が高い、サポートも良い傾向があります。勉強としてなら安いサーバで問題ありません。
データベースの設定
データベースの設定方法については、レンタルサーバからの設定書類や説明書を参考にして設定します。WPに必要な項目はデータベース名、ユーザー名、パスワードです。
WordPressのダウンロード
WPのダウンロード
コチラからできます。バージョンの違いは、新機能の追加とバグフィクスです。デメリットとして、新機能によるバグができることがあります。
WordPressのアップロード
FFFTPなどFTPツールを使ってレンタルサーバにWPのデータをアップロードします。レンタルサーバからの設定書類(メール)に情報が書かれているケースが多いので、ファイリングしておくことをお勧めします。アップロード先はルートが基本となります。HTMLと別にするなど他の理由があればフォルダを作り、そこにアップします。
初期設定ファイルの更新
WPをインストールする際、初期設定情報を記述するファイルが必要です。このファイルはインストール時に自動で作ることも可能ですが、自作した方が簡単です。アップロードしたデータ内、
wp-config-sample.phpをTeraPad等テキストエディタで
wp-config.phpとリネームし、データベースの情報を書き換えます。書き換え後、アップロードします。
WordPressのインストール
最後にWPのインストールを行います。レンタルしたサーバのURL(http://から始まる)/wp-admin/と入力するとインストール画面にジャンプしますので、指示に従って進めて下さい。
以上で導入は終了です。慣れると30分かからないと思います。実際に使用する場合には細かい設定も必要ですが、まずは
WPを設置することに慣れるのを目標にして下さい。