【第17回】WEBコンソーシアム定例会

2009/5/13 19:00-開催のWEBコンソーシアム定例会の感想です。 今回は、ミツエーリンクス藤田様よりCMSを使用したWeb制作における講話となりました。 内容は次の通りです。
  • CMSは本来ファイルを管理するシステムから派生したもので、日本で呼ばれているCMSはWeb上で動作するものを指す。
  • 世界中でCMSは何千単位で存在し一般的となっているが、日本はまだ浸透していない。
  • CSMを実際に導入するには、費用や制作期間、クライアントからの要望など様々な問題をクリアする必要がある。
  • CMS導入のメリットは、ページを簡単に大量生産でき、多くのユーザーへ情報を発信することができる。複数のユーザーを管理・制限しながらクライアントと連携して運営が可能。
  • 実際にCMSでのWebサイト案件に取り組むには、サーバー環境、管理画面のレイアウト、ページ出力方法、運営方法、ユーザー管理方法、作業の流れなどを考慮していく必要がある。
私もCMSを中心に作業を行っているので、CMSの歴史やCMSについての参考サイト・書籍の紹介はすごくためになりました。また、CMSサイトは企画からしっかり考えて 制作する必要があり、運営方法が楽になる=価格が下がるという考えは厳しいということも確認できました。 あとは、景気が悪い中、これらをどうクライアントへ伝え、理解してもらうかですね。

【第16回】WEBコンソーシアム定例会

今回はWEBOSSの林原社長がアクセスログ解析を元にしたマーケティングの話。 感想ですが、Webサイトを制作・運営するにおいて、クライアントの要望から作業を行うことが多い。そうではなく、アクセス解析を使用して更新やリニューアル時に挙げられる問題点を洗い出し、具体的な目標を掲げるなどクライアントへ向け積極的に提案を行い、サイトの価値を高めていくことが大事だという内容です。 現在のWebサービスで有料・無償のアクセス解析ツールも数多く出されていますが、それらを使いこなしていないユーザーや効果的な提案ができていない(していない)企業があることは認識していました。この部分についてはアクセス解析からSEOに繋がることをクライアントが受け入れず、ただ検索上位のみ固執するというジレンマもあり一概に肯定できる訳ではありませんが、必要な項目に対する調査を結果をきちんと伝えることは大いに納得できました。 どちらにしても、Webサイトの運営方法とSEO対策についてクライアントと制作側の理解と意見の摺り合わせ(金額的な面も含め)必要だと感じます。