SaCSS Special09:DIRECTION SPECIAL

2017年3月14日(土)18:00から札幌市民ホールで開催されたSaCSS Special09:DIRECTION SPECIALに参加しました。いつかいつかと待っていたディレクションのセミナーです。

ジャクスタポジション:西山さん

トップバッターは北海道でディレクションといえばこの人西山さんです。案件を進める上で必要なクライアントの目的と決定権者の確認など定番の話から、見積りの考え方、動かせるスタッフとのやりとり、クライアントとの金額面での交渉など幅広いお話をされました。相変わらず盛りだくさんの内容でいつ聞いても面白いです。

bit part 合同会社:柳谷さん

2番手はweb制作会社の柳谷さん。ディレクションするときに考えている事、注意している事を中心とした内容です。ディレクターとして案件を進めるとき、自分の考えが開発者等に伝わらない場合、ディレクターに責任があると話していました。人との関わり合いを重要視し、円滑に仕事を進めるためのコミュニケーションが大切なんだと再確認しました。

株式会社 HAMWORKS:ハムさん

トリはハムさん。作業の上でクライアントやデザイナーとやり取りする上で出てくる問題点についてどうこなしていくかというお話。情報が足りない場合には細かく確認しておかないとあとで困ることになる、という説明には大きく頷きました。人とやり取りする時間は相手も仕事をしているため少ない方が良い傾向がありますが、確認ができないと大きなトラブルになりかねないので、私も必要だと思います。

昔からディレクションをやる人材が少ないとか大変とか言われ続けていますが、大きな仕事を円滑にこなし形に出来ることはやっぱり面白いし楽しいと思います。こういうセミナーからディレクション業務に興味を持ってくれる人がいると本当にありがたいと思います。。

SaCSS vol.82

2017年1月28日(土)18:00から札幌市民ホールで開催されたSaCSS vol.82に参加しました。今回はJSフレームワークの使い方、書き方、注意点などを説明するセミナーです。 昨今JSフレームワークは毎年のように新しいものが登場し、どれが良いのか分からないくらいになっています。その中で最近人気のある3つのJSフレームワークを書きながら説明していく少し実践的な内容でした。

React

Googleトレンドで一番人気のJSフレームワーク。Facebookが採用しているので人気となっているが学習コストは高い。リリースされているバージョンにより記述など情報が大きく違い、JSXを使って記述するなど独特な部分も多いです。勉強するにも書籍が少ないなど、コンポーネント指向の開発手法を取り入れているなど、総じて敷居が高い印象。gulpなどのビルドツールにbabelを組み合わせて使うのが基本です。

Riot

ハムさんがRiotメインだからなのか結構詳しく説明。分類としてはライブラリなんだそう。こちらもコンポーネント指向を取り入れています。jQueryと共存しやすいという特徴があります。話を聞いてみてVueよりもメリットが多いと感じたので、時期を見てこっちもいじりたいです。

Vue

過去のセミナー等で取り上げられてから、ほんの少し触ったことがありそのときから簡単で使いやすい印象があります。最新版がVer.2で、機能によってはjQueryを使った方が実装が早い場合もあるとのこと。こちらもjQueryと共存しやすいということです。

感想

学習コストを考えるとVue>Riot>React、メリットだとRiot>Vue>Reactかなと。フレームワークを使った事が無い人だとReactを覚えるのは難しそう。習得難度が高いと言われているAngularも候補に入りそうなので、マークアップ中心なのか、フロントエンドなのか担当する役割によって覚えるフレームワークを限定することも必要かと思われます。