2017年1月28日(土)18:00から札幌市民ホールで開催されたSaCSS vol.82に参加しました。今回はJSフレームワークの使い方、書き方、注意点などを説明するセミナーです。
昨今JSフレームワークは毎年のように新しいものが登場し、どれが良いのか分からないくらいになっています。その中で最近人気のある3つのJSフレームワークを書きながら説明していく少し実践的な内容でした。
React
Googleトレンドで一番人気のJSフレームワーク。Facebookが採用しているので人気となっているが学習コストは高い。リリースされているバージョンにより記述など情報が大きく違い、JSXを使って記述するなど独特な部分も多いです。勉強するにも書籍が少ないなど、コンポーネント指向の開発手法を取り入れているなど、総じて敷居が高い印象。gulpなどのビルドツールにbabelを組み合わせて使うのが基本です。
Riot
ハムさんがRiotメインだからなのか結構詳しく説明。分類としてはライブラリなんだそう。こちらもコンポーネント指向を取り入れています。jQueryと共存しやすいという特徴があります。話を聞いてみてVueよりもメリットが多いと感じたので、時期を見てこっちもいじりたいです。
Vue
過去のセミナー等で取り上げられてから、ほんの少し触ったことがありそのときから簡単で使いやすい印象があります。最新版がVer.2で、機能によってはjQueryを使った方が実装が早い場合もあるとのこと。こちらもjQueryと共存しやすいということです。
感想
学習コストを考えるとVue>Riot>React、メリットだとRiot>Vue>Reactかなと。フレームワークを使った事が無い人だとReactを覚えるのは難しそう。習得難度が高いと言われているAngularも候補に入りそうなので、マークアップ中心なのか、フロントエンドなのか担当する役割によって覚えるフレームワークを限定することも必要かと思われます。