WEBで使用されるプログラム言語

WEBで使用されるプログラム言語WEBサイトで主に使用されるプログラム系の言語について説明します。

JavaScript

Ajaxとブラウザの機能強化により動的な動作を得意としたプログラム言語です。以前まではFlashのActionScriptが主流だったアニメーションを多用したWEBサイトがJavaScriptで作られるようになりました。HTMLとCSS、ブラウザのデバッグツールの機能を理解しないといけないため、習得難度が高いものとなっています。その反面、需要が大きく高まっており、簡単な内容については習得が必須となっています。 JavaScriptをさらにスマートに使えるようにしたjQueryと合わせて学習するのが現在の基本です。スライドショーなどクライアントが多く希望する機能については、プラグインとして外部プログラマーが開発・公開しているため、基本のみの実装はそう難しくありません。

PHP

ブラウザ上で動作するJavaScriptと違い、サーバーサイド側で動作するプログラム言語。メールフォームやCMSの開発言語でおなじみです。大規模システムや厳密なプログラムとしては弱いところがあると言われていますが、ある程度力押しで記述できる柔軟さがあるため、多く広まりました。上記に挙げた通り、CMSで使われているので、簡単なカスタマイズが出来る程度の理解が必要となっています。

MySQL

雑多な情報をある条件を元にまとめて管理するデータベースと呼ばれる機能の一つ。サーバー側で搭載するもので、日本では比較して高機能とされるPostgreSQLより多く搭載されています。CMSやECサイトを構築するのにほぼ必要不可欠なため、プログラムを習得する場合セットで覚えることが多いです。

WEBを構成する言語

WEBを構成する言語WEB制作で習得が必須となる規格と言語について説明します。

HTML

HTMLはWEBサイトを見るために必要なマークアップと呼ばれる言語の一つです。見た目はテキストの羅列ですが、タグと呼ばれる命令で囲うことにより、テキストに意味を持たせることが出来るようになります。2012年時点で多く使われているマークアップ言語はXHTML1.0 Transitionalです。 HTMLを習得するのはそれほど難しくありません。既に多くの書籍や参考サイトが出ていること、文章構造の手法がある程度確立されていることが挙げられます。

CSS

HTMLが文章の構成を組み立てるのに対し、CSSは見た目の装飾を行う規格です。2012年使用されいてるCSSはVer.2.1が中心です。CSSは対応するブラウザの影響により、その見え方がまちまちで、差分を吸収するための専門的なスキルが必要となってきます。そのため、CSSの習得難度はHTMLより高めとなります。また、CSSを含めたWEBサイトの文章構造は時代により変化するので、常に対応していく必要があります。CSSもHTMLと同様に、多くの参考サイト、書籍が出ています。

HTML5とCSS3

2011年あたりから、次世代規格のHTML5とCSS3が台頭し始めてきました。より柔軟で拡張性のあるマークアップを目指し開発されているため、今まで問題となっていた点や、プログラム依存する箇所が代替できるようになりました。ただし、こちらもブラウザの対応状況がまちまちのため、どこまで使用可能か見極める必要があります。また、スマートフォンはHTML5とCSS3で組むことが基本となっています。 HTML5とCSS3は従来の言語の組み方を引き継いでいるので、習得する場合、XHTMLとCSS2を既に覚えている人にはそれほど難しいものではありません。ただし、新しいタグや意味の変わっているタグがあるため、文章構造を見直す必要があります。CSS3は2から比べて大きく拡張されているので、内容を把握するのに時間がかかります。