コーディング勉強会参加しました。

私が参加している北海道Webコンソーシアムのつながりで、コーディングスキルの向上を目的とした勉強会に参加してきました。そこで学んできたことのまとめです。

現在のコーディング手法

  • 文字サイズを可変とし、文字サイズを大きくしても文字が読めるように構築します。 まとめられる命令はまとめておくとすっきりして見やすくなります。
  • bodyにIDとCLASSを指定することで個別の場所を特定してCSS指定することができます。

多人数でコーディングする場合の注意点

  • セレクタの記述を統一する→セレクタはその対象まで細かく記述する優先順位が上がります。 あらかじめ記述ルールを決めておくと、意図しない動作をしても対応しやすいです。

ブラウザによる差異を無くす方法

  • リセットCSSを作る→各ブラウザ間の違いを吸収するためのリセットCSSを自作することで、基本的な崩れの原因を減らすことができます。
  • 外枠を先に完成させ、ブラウザチェックする→細かい部分は作り込まず、段組程度までできた段階で崩れがないか確認することでその対応に時間を割かなくて済みます。

positonを上手に使う

  • positonはあまり使っていない方が多いようですが、目的により構造的に使いやすいケースがあります。 relativeとabsoluteの違いを覚えておけばそれほど困ることはないとのことです。

CSSロールオーバーのメリット

  • JavaScriptのロールーオーバーは使いやすいプラグインが出ていますが、ちらつきなどの制約があります。 1枚背景とpositonを使うことでちらつきを無くすことができます。

他TIPS

  • DreamWeaverのCSSコードヒントはXMLでできていて、特定の場所に格納されています。 必要であれば自作したコードヒントを追加で記述しておくと作業効率がアップします。
個人的な感想としては、大変有意義な時間を過ごすことができました。 自分で研鑽してきた技術は概ね間違っていなかったことも再確認できました。ただ、まだ作業効率化する余地が残っていましたので、あらためてもっと良い方法を編み出せるよう考えてみたいものです。

【第13回】WEBコンソーシアム定例会参加

去年から北海道でWeb業界を中心とした同業種が集まり月1回セミナーを開くという「WEBコンソーシアム」に参加しています。 今回は「コンテンツから見たインターネットの可能性と期待」ということで主に動画コンテンツ関係に携わっているマーヴェリック・クリエイティブ・ワークス代表取締役 久保俊哉さんのお話です。 興味深かったのは、Webサイトをよりよく見せるためにどう「演出」するかが必要ということと、デザインなど発想法として「頭に刺激を与える」ところです。 確かに最近の日本のWebサイトはカッチリとしてあまり冒険しないテンプレートのようなサイトが大半を占めています。グリッドレイアウトは情報が整理され分かりやすいですが、見た目のインパクトに欠けるため、リッチコンテンツを導入するなど限られた制約の中で試行錯誤が続いています。絵コンテや秒単位の動きなど動画系に近いクリエイターとの連携で、よりインタラクティブで表現豊かなコンテンツ制作は、私もこれからより重要になると思います。 発想法は質疑応答で出た項目ですが、回答の具体例は「道を歩くとき同じ道を通らない」。以前セミナーに参加したときも似たようなことがあり、そのときの回答は「遊べ」でした。一日中部屋に引きこもり、どんなにそのことだけを考えても一馬力では限界があります。悩んで思考が停止した状態、無駄に時間を費やすのであれば、気分をリフレッシュさせ別視点や別側面から物事を見られるよう行動した方が良いという意見は賛成です。 ただ、リッチコンテンツに関心を示してくれる企業や、余暇や費用を与えてくれる制作会社があるのか、という疑問も感じましたが。