【第14回】WEBコンソーシアム定例会参加

毎月開催されている北海道Webコンソーシアム、2009年2月セミナーに参加。今回は24-7の田村社長。見積書の作り方から、Web制作を円滑に進めるための考え方を披露して頂きました。相変わらずのスポーツマンな体格、ひきしまった胸が格好イイです。 セミナーの内容は、実際にWebを制作する会社として運営面での見直し、改善、効率化が必要。その上で見積書の見直しを図ったことが、会社全体の利益に繋がった。 だいたいこのような概要と受け取りました。
  1. Webサイト制作をする上で、どのように進めていくと効果があるのかを項目として付加する。
  2. クオリティの高いデザインや開発したシステムなどは資産として運用する。
  3. 目に見えない項目を見積書に表し、削らない。そこから値引きなどの交渉を行う。
  4. 人材育成として社内で情報共有を行う。共通化できる業態は統合する。
感想としては、企業として人件費や開発期間、項目は目に見える形に表してクライアントに説明する。に注目しました。Web制作といえど経営面で考えれば他の業種と何ら変わることはありませんので、他業界同様、必要な事柄は必要と伝えることがやはり大事だと思います。ビジネスとして値段の交渉が出てくるのは当たり前ですが、安易に値段を下げ、自分の首を絞めることはない、ということですね。 今回のセミナーはフリーランスのような方に重要だったのではないかなと思いました。

コーディング勉強会参加しました。

私が参加している北海道Webコンソーシアムのつながりで、コーディングスキルの向上を目的とした勉強会に参加してきました。そこで学んできたことのまとめです。

現在のコーディング手法

  • 文字サイズを可変とし、文字サイズを大きくしても文字が読めるように構築します。 まとめられる命令はまとめておくとすっきりして見やすくなります。
  • bodyにIDとCLASSを指定することで個別の場所を特定してCSS指定することができます。

多人数でコーディングする場合の注意点

  • セレクタの記述を統一する→セレクタはその対象まで細かく記述する優先順位が上がります。 あらかじめ記述ルールを決めておくと、意図しない動作をしても対応しやすいです。

ブラウザによる差異を無くす方法

  • リセットCSSを作る→各ブラウザ間の違いを吸収するためのリセットCSSを自作することで、基本的な崩れの原因を減らすことができます。
  • 外枠を先に完成させ、ブラウザチェックする→細かい部分は作り込まず、段組程度までできた段階で崩れがないか確認することでその対応に時間を割かなくて済みます。

positonを上手に使う

  • positonはあまり使っていない方が多いようですが、目的により構造的に使いやすいケースがあります。 relativeとabsoluteの違いを覚えておけばそれほど困ることはないとのことです。

CSSロールオーバーのメリット

  • JavaScriptのロールーオーバーは使いやすいプラグインが出ていますが、ちらつきなどの制約があります。 1枚背景とpositonを使うことでちらつきを無くすことができます。

他TIPS

  • DreamWeaverのCSSコードヒントはXMLでできていて、特定の場所に格納されています。 必要であれば自作したコードヒントを追加で記述しておくと作業効率がアップします。
個人的な感想としては、大変有意義な時間を過ごすことができました。 自分で研鑽してきた技術は概ね間違っていなかったことも再確認できました。ただ、まだ作業効率化する余地が残っていましたので、あらためてもっと良い方法を編み出せるよう考えてみたいものです。