WordPress導入。

WordPressの導入はすごく簡単です。流れはこのような感じです。

WordPressの導入の流れ

  • ドメイン、サーバのレンタル
  • データベースの設定
  • WordPressのダウンロード
  • WordPressのアップロード
  • 初期設定ファイルの更新
  • WordPressのインストール

ドメイン、サーバのレンタル

サーバについてはPHPとMySQLの利用が必須です。phpMyAdminがあるとより使いやすいです。 レンタルサーバは安いのは月額500円くらいからあります。月額保守料が高いほどアクセスに遅滞が無く、信頼性が高い、サポートも良い傾向があります。勉強としてなら安いサーバで問題ありません。

データベースの設定

データベースの設定方法については、レンタルサーバからの設定書類や説明書を参考にして設定します。WPに必要な項目はデータベース名、ユーザー名、パスワードです。

WordPressのダウンロード

WPのダウンロードコチラからできます。バージョンの違いは、新機能の追加とバグフィクスです。デメリットとして、新機能によるバグができることがあります。

WordPressのアップロード

FFFTPなどFTPツールを使ってレンタルサーバにWPのデータをアップロードします。レンタルサーバからの設定書類(メール)に情報が書かれているケースが多いので、ファイリングしておくことをお勧めします。アップロード先はルートが基本となります。HTMLと別にするなど他の理由があればフォルダを作り、そこにアップします。

初期設定ファイルの更新

WPをインストールする際、初期設定情報を記述するファイルが必要です。このファイルはインストール時に自動で作ることも可能ですが、自作した方が簡単です。アップロードしたデータ内、wp-config-sample.phpをTeraPad等テキストエディタでwp-config.phpとリネームし、データベースの情報を書き換えます。書き換え後、アップロードします。

WordPressのインストール

最後にWPのインストールを行います。レンタルしたサーバのURL(http://から始まる)/wp-admin/と入力するとインストール画面にジャンプしますので、指示に従って進めて下さい。 以上で導入は終了です。慣れると30分かからないと思います。実際に使用する場合には細かい設定も必要ですが、まずはWPを設置することに慣れるのを目標にして下さい。

WordPressと他ブログの比較。

WordPress(以下WP)の他にもブログの機能を持ったサービスやプログラムは多いです。では、他のブログとどこが違うのか、簡単に説明します。 比較対象にするのは次の2つ。
  • 無料ブログ
  • Movable Type

無料ブログ

無料ブログ以前から多数ありますが、最近では芸能人が日記を書くためのサービスとして有名ですね。 無料ブログは広告が表示される、カスタマイズに制限があるなどデメリットが存在しますが、単純にたくさんの記事を書くにはすごく便利です。作り方によっては綺麗なデザインを組むこともできますし、サービスが有名なだけユーザーに知られやすい特徴があります。

Movable Type

日本でWPと双璧を成すと言われるもう一つのブログソフト。以前は定番のブログでしたが、利用料金が上がったため一時敬遠されることがありました。プラグインやカスタマイズなど、基本機能はWPとほぼ同等です。デザインを切り替えられるなどMTの方が良い面もあり、現在は無料版や機能強化によりかなり導入しやすく、扱いやすくなりました。 Movable Type(以下MT)は同じくプログラムを使いますが、Perlが中心となっています。また、DB(データベース)を選べるなど細かい部分で違いがあります。

WordPress

上記と比べ、大きく違う点はカスタマイズの自由度が高いところでしょう。MTはCSSやMT専用タグをしっかり覚える方が重要になりますが、WPはPHP(Webプログラム言語)で開発されていて、ブログソース内でPHPを使用することも可能なのでPHPを知っている人であれば自分の好きなように構成することが可能です。 私はWPは玄人向けと考えています。敷居は少し高いけど、書籍も出始めフォーラム、スレッド、コミュニティもあります。最近では新バージョンの出荷時期や対応も早くなり、魅力的なツールとなりつつあります。ただし、ブログソフトは他にもありますし、ショッピングカート制作など目的によってはもっと違う機能を持ったCMSを選択することも必要と思いますので、導入する際には自分の目的に合わせて選択した方が良いと思われます。