XHTML&CSS超高速コーディング術

昨年開催された出版セミナーで見せて頂いてから2ヶ月。やっとこの書籍を読むことができました~。 この書籍は、Webサイトを制作するにあたり、プロの現場でどのような流れで制作しているか、その手法と、コーディングのTipsを紹介しています。実際にはもっと細かいですが、ざっと中身を紹介すると以下のような感じです。
  • コーディングにおける問題点
  • スムーズにコーディングを行う仕様設計
  • コーディングの方法と一例
  • 技術的なコーディング対策方
  • 作業効率を上げるツールの紹介
まず、私が本書で注目した点は、コーディングに設計仕様を制作・管理する部分。CSSを重要視して進捗管理することは個人レベルでもなかなかできないと思っています。実際自分でサイト制作中、思わぬところで躓き、仕様が変わってしまった経験があり、そういった二度手間をなくす努力は必要だと感じました。 また、これは以前コーディング勉強会に参加したときひそかに気になっていたのですが、コメントの挿入場所によるレイアウトの微細な崩れ。説明が書かれていて納得。他にも、IE6など今ではマイナーとされるブラウザでのレイアウトとの差異をなくす技術的な情報も挙げられています。 個人的に驚いたのが、画像のPNG推奨。ブロードバンドが大半を占めるようになり、見た目を重視する時代になったのかなぁと感じたり。そう思っていたら、新着情報に表を使うといったリスク回避も行われていて、いかに「より多くのブラウザで同じレイアウトで閲覧できる」かを考えていることが分かります。 ただし、こういった内容を企業レベルで行えるかと言えば厳しいところがあると私は考えています。おそらく、これくらいの規模で案件をこなすとなると、費用も馬鹿になりません。ネームバリューや実績のある企業であれば、とも思いますが、地方などの中小が多い制作会社やクライアントでこのレベルを維持することは大変なのではないかと思います。 他にもたくさんの情報が詰まっていますが、残りは読んで頂いて。結論としては、これからWebサイト制作に関わりたい人や、コーディング経験がありスキルアップを図りたい方は買った方が良い書籍だと思います。

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