リアルトレースを極めよう ~応用編(2)~

画像|電池のトレス1 次は電池をトレースしてみましょう(サイコロと同じく細かいトレスしないという条件です)。円柱型の電池を立たせたまま正面から見ると、突起と本体の長方形が2つあることが分かります。ですので、まずこの長方形を作りましょう。 画像|電池のトレス2 次に作った長方形にグラデーションを入れます。塗りをグラデーションに設定し、グラデーションスライダ上で色を切り替えたいポイントに合わせてクリック。各マーカーを選択した状態で画像から拾いたい場所でShift+クリック。これを繰り返してグラデーションを作っていきます。参考にグラデーションの詳細を掲載しておきます。 同様にオレンジの部分もグラデーションを使います。黒い細い線は、長方形でもパスでも構いません。 最後に文字です。似たような文字で書いておきます。ただ、このままでは角がとがりすぎで違和感を感じます。ですので、上の長方形には「効果」-「スタイライズ」-「角を丸くする」を掛け、オブジェクトを大きい長方形の下に移動します。大きい長方形の方は、オレンジと黒を一緒に複製した大きい長方形でマスクします。クリッピングマスクした長方形に対して「角を丸くする」を掛け 、完成です。

リアルトレースを極めよう ~応用編(1)~

ここからは実際にリアルトレースを作ってみたいと思います。しかし、いきなり難しいお題に取り組んでも挫折しがちです。ですので、最初はリアルではなく簡単なモノのトレスから始めてみようと思います。 トレスしやすいモノは、情報量が少なく、目印のあるモノや色の境目のはっきりした画像がやりやすいです。また、立体で奥行きのあるものは難易度が上がります。トレスの度合いも段階を少なめにアニメのようにしていくとその分楽になります。 ですので、身近にあるトレスできそうなモノとして、サイコロを簡易トレスしてみましょう。 画像|サイコロのトレス