本当に取り組む課題を見つける、課題発見ワークショップ in Sapporo

ITの仕事をしているときにどのように仕事を進めていけば良いかで悩むことがあります。その中でタイムリーなセミナーが開催されるということで参加してきました。ワークショップ形式のセミナーがほとんど開催されないこともあり、大変興味を引かれていってきました。

ワークショップって何?

札幌で開催されるセミナーの多くはスピーカーが登壇して話をする形式が圧倒的に多く、ハンズオン(課題を解いていく形式)やもくもく会(自分たちがやりたいことを自由にやる形式)が細々とたまにあるくらいです。セミナーの絶対数が少ないこともありますが、それでもワークショップ(体験型講座)自体を見かけないので「大変面白そう」だと思いました。

ワークショップではPCを使いことが少ないです。各チームに分かれて提示される課題について考え、話し合っていく。それをまとめて発表することが多いかなと思います。また、参加者全員で討論することあります。今回のセミナーも主催者から説明を受け、課題が提示されました。あらかじめカードやマジック、用紙が置いてあり、これらを使って話し合います。同じ課題でもチームごとに違うようになっているのでチームでの盛り上がりかたも大きく変わります。

セミナーに参加して

今回の主題はITで仕事を受注した後、クライアントからの要望を検討していく際、落ち着く先を決める部分になるかと思います。クライアントもやりたいことをすべて把握しているわけではなく、開発側も要望が本当に必要かどうか吟味しないといけない。そして出てきた結果をエンドユーザが必要としているかどうか。それらの解決法としてどう取り組んでいくかを勉強するものとなっています。

結果、大盛り上がりしました。色々なアイデアや意見が飛び交い、こうしよう、ああしようみたいな話がでて、さらに別な話へと続いていく。参加者が日々現場で動いている人たちなので活発な発言がされていった、という印象です。こういったことがきっかけで新しいビジネスに繋がっていくので、積極的に取り入れた方がいいのではと思います。