【第18回】WEBコンソーシアム定例会

今月は、㈱エイクエント 市岡様からWeb業界での転職についてです。 講和内容は次の通り。
  • 日本では不況により全国各地で需要が減っている。ただし、北海道自体は不況が続いていたので状況は変わらない。
  • 関東圏に近いほど市場、携わる人数も多い。給与面は1.2倍程度と他と差ができている。給与は250万~450万程度。労働時間は12時間以上も当たり前。
  • 業界で好景気な業態がゲームとモバイルサイト開発。
  • Web業界で求められている人材は、マルチプレイヤー。
  • スキル向上を行うために必要なことは、目標の設定、仕事の選り好みをしないこと、情報収集、自身の強みを持つこと、人の縁を大切にすること。
今まで業界に携わっていて、仕事環境については概ね予想通りの内容でした。Webだけできれば良い時代は終わり、コミュニケーション能力や簡易的なプログラムスキルは必須。勤務時間も整理されていると呼ばれていますが、北海道ではまだIT土方が主流のようです。また、セキュリティの関係上在宅仕事は厳しくなっているとのこと。 結局、クリエイティブな業界で楽して安定は難しいということでしょうか。

【第17回】WEBコンソーシアム定例会

2009/5/13 19:00-開催のWEBコンソーシアム定例会の感想です。 今回は、ミツエーリンクス藤田様よりCMSを使用したWeb制作における講話となりました。 内容は次の通りです。
  • CMSは本来ファイルを管理するシステムから派生したもので、日本で呼ばれているCMSはWeb上で動作するものを指す。
  • 世界中でCMSは何千単位で存在し一般的となっているが、日本はまだ浸透していない。
  • CSMを実際に導入するには、費用や制作期間、クライアントからの要望など様々な問題をクリアする必要がある。
  • CMS導入のメリットは、ページを簡単に大量生産でき、多くのユーザーへ情報を発信することができる。複数のユーザーを管理・制限しながらクライアントと連携して運営が可能。
  • 実際にCMSでのWebサイト案件に取り組むには、サーバー環境、管理画面のレイアウト、ページ出力方法、運営方法、ユーザー管理方法、作業の流れなどを考慮していく必要がある。
私もCMSを中心に作業を行っているので、CMSの歴史やCMSについての参考サイト・書籍の紹介はすごくためになりました。また、CMSサイトは企画からしっかり考えて 制作する必要があり、運営方法が楽になる=価格が下がるという考えは厳しいということも確認できました。 あとは、景気が悪い中、これらをどうクライアントへ伝え、理解してもらうかですね。