SaCSS vol.65

2015/05/23(土)18:00-21:00に札幌市民ホールで開催されたSaCSS vol.65に参加しました。北海道でフロントエンドエンジニアとしてで活動されているh2hamさん主催のセミナーです。 今回はLT(ライトニングトーク)回として参加者の中から数名がスピーカーとして自ら企業などで学んだことを発表しています。

CSSコンポーネント設計について

これは私は発表しました。最近のマークアップは、IDは非推奨、マルチクラスで組み込みます。これは、CSSの汎用性を高めるために取り入れられています。CSS設計の概念は、OOCSS、BEM、SMACSSなどがあり、基本スタイル、レイアウト、各ブロックなど用途に合わせ細かくCSSを指定します。クラスの命名規則とクラスが爆発的に増えるので、CSSフレームワークやCSSプリプロセッサを活用していくことも重要です。

他参加者の感想

Bracketsは先日勧められてから色々調べていましたのでためになりました。Sublime Textと比べかゆいところに手が届く、デザイナー向けのエディターという印象。まだ、不安定な部分も多く、高性能なPCでないと重く感じる部分があります。 プログラムスキルを磨くための考え方は、私も仕事柄サンプルとして簡単なゲームを作ったことがありますので気持ちがよくわかりました。何事も日々の努力は重要ですね。 バージョン管理ツールGitを使う人が増えていますが、ブランチを使いソースコードを用途によって分けて管理することで、より汎用性を高くすることができます。私はその機会が少なく、あまり使っていないですね。 JSのモジュール化とは、JSのプログラムをモジュールという部品に分けて管理することで大きなメリットが受けられるとのこと。私も簡単なものを作ったりしますが、そこまで高機能なプログラムは組んでいないので、今後の参考にしたいと思います。 薬事法については案件により開発側も携わることが多いため、気をつける必要があることが分かりました。ライターを雇うくらい余裕があればよいのですが、そういった機会に恵まれませんので。

わくわくWWWさっぽろ vol.3

2015/06/03(水)19:00~21:00にわくわくホリデーホール(札幌市民ホール)で開催されたわくわくWWWさっぽろ vol.3に参加してきました。Webに関わる色々なことについて、皆で話し合う形式の勉強会です。

フリーランスの方はどこから仕事を受けているのか

大半が過去築いたコネクションから受けるようです。セミナー等で名刺交換した企業から受ける方もいましたので、積極的にコネクションを結びにいくことは重要だと思われます。

IT企業ではどのような人材を求め、雇用基準はどこにあるのか

企業で欲しいのは即戦力です。が、そういう人には少なく、ハローワーク経由での未経験者が多いとのことでした。未経験者の場合、本人が現在どれだけのスキルを持っているか、成果物など確実に分かるものが無いと判断でいないそうです。 また、本人がどれだけこの業界で生きていきたいのか、姿勢や行動、将来性を感じさせる人間性なども大きな判断材料となっているようです。

契約書の交わし方

仕事を受注するとき、外部に漏らさないための守秘義務を結ぶことが基本です。業務委託として受ける場合、中身に問題が無いかどうか確認しておかないと後でトラブルになるので注意が必要とのこと。 IT業界では契約についてはあまり重要視されないことが多く、発注する側も受注する側も気をつける必要があると思います。

開発環境としてどんなエディターを使っているか

エディターは何でもいいというのが基本的な考え方です。ただ、最近のコーディング内容を見るに、Sublime Text、Adobe Brackets、Atomなど、より効率の高い機能を構築できるエディターを使う人が増えています。 これら高機能なエディターは、別途覚えなければいけないことが多く、一長一短となっています。

現在のブラウザー対応について

問題になるのがIEをどこまで範囲とするかになります。基本はIE9以上となりつつありますが、IE8が捨てられないものとなっていて、モダンブラウザーとレガシーブラウザーへの対応方法、プログレッシブ・エンハンスメントの考えを取り入れることが重要となっています。 そのため、コーディングする際にはどう取り組むのかクライアントのからのヒアリング時に確認をし、ルールを決めて作業を進めていく必要があるでしょう。