XHTML&CSS第2回コーディング勉強会参加

THE HAM MEDIAさん主催のXHTML&CSS第2回コーディング勉強会に参加してきました。 コーディングについて興味を持たれている方が多く、20名以上参加されていたようでその人気ぶりに少し驚きました。 内容は、あらかじめ提示されていた課題に対して実際にコーディングを行うという実践的な形。私は(我流ですが)ある程度構築方法が分かっていたので、HAMさんの講義そっちのけで作業していました(笑)。申し訳なかったな~。何とか見た目だけでも完成できればと思い挑戦してみましたが、無理でした。何でもない背景画像のパス指定が(その時は)分からず、悩んでたり。帰ってきてから一人見直し反省会開催。 コーディング後はディスカッション。初心者からPGまでスキル幅の広い中で色々疑問に持たれているところが人により違い、おもしろかったです。 CSSコーディングは実際に組み立てをしてみないと見えてこない面や、組み立てする際にどうすれば良いか分からなかったりするので、こういう機会はすごくためになると思います。

HTMLの押さえるポイント。

HTMLを覚えるとき、必要なポイントを挙げてみようと思います(今はXHTML1.0が主体と考えていますので、ベースはコチラになります)。
  • 文書構造を理解する。
  • HTMLには見えない情報と見える情報がある。
  • 命令には意味がある。
  • 最終的な意味づけは制作者側に決定権がある。
  • 文字コードに気をつける。
  • 現在組み方の大枠は決まっている

文書構造を理解する。

人と会話するとき、結論を話さないまま勢いで喋ることがあると思います。結構イライラしますよね。HTMLも記述に順序があり、それを守っていくことが大切です。近い例えでは論文を書くときのように、題名、制作社、概要、大見出し、小見出し、前段、本論、結論など内容を整理してする、ということです。

HTMLには見えない情報と見える情報がある。

HTMLは人間の目に見える箇所とネットへ伝える2つのセクションから成り立っています。目に見える場所は<body>タグで囲み、ネットへは<head>タグで囲みます。目に見えない箇所にも気をつけて記述します。

命令には意味がある。

例えば<p>は段落を意味していて、文章を記述するときに使います。意味づけする言葉に対して意図しないタグを使うのはあまり良くない方法です。

最終的な意味づけは制作者側に決定権がある。

上記と矛盾していますが、HTMLの命令はかなり曖昧なところがあります。文章を箇条書きする場合リストタグを使いますが、単なる箇条書きで良いのか、番号を振った方が良いのか、または定義リストのように説明した方が良いのか、迷う部分があります。残念ながら明確な答えはありません。制作者側がこうと決めているのであればルールから外れていなければ良し、とされています。

文字コードに気をつける。

日本語でWebサイトを閲覧していると、たまに文字化けしているサイトがあると思います。これは日本語の場合、制作する文字の種類が統一されていないために起こる現象です。統一されていなくてもある程度見ることができますが、プログラムの誤動作の遠因になることがあるので、HTMLに限らずWebで記述する言葉は統一した文字コードで記述すると文字化けが回避できます。

現在組み方の大枠は決まっている

現在のHTMLは<div>を使ったボックスレイアウトで組み立てるのが一般的です。そして大枠は以下のように記述します。一番上はヘッダー部でロゴなど始まりを示す情報が入ります。次にコンテンツ部として伝えたい情報が入ります。この中にメインコンテンツやメニューなどを記述します。最後に終わりを表すフッター部で、コピーライトなどを入れます。文書構造を学ぶときにセットで覚えてしまいましょう。