WordPress 仕事の現場でサッと使える! デザイン教科書 (Webデザイナー養成講座)
Web書籍の紹介です。
タイトルが長いよ!
WordPressの書籍は昔からコンスタントに発売されており、良本も数多くあります。ただ、どうしても時間が経つとバージョンが古くなり、新機能がフォローできなくなるためいつまでも使えるわけではありません。
私もWordPressについては数多くの書籍を所持しております。
今回紹介する本はその中でも個人的にタイムリーでした。
最近のWordPressはテーマフォルダの中身も複雑怪奇になっていて、たくさんのテンプレートファイルを見ただけで少々やる気をなくします。また、カスタムメニューやカスタム投稿タイプなど、理解しづらい新機能についてもしっかりとフォローされています。
サンプルファイルをベースにサイト構築を行っていく王道の構成です。全9章までありますが、順番に進めていき5章まで終えれば一段落付くでしょう。個人的にはカスタムメニューの構築、ループ用のテンプレートパーツ作成、サブクエリの使い方、カスタム投稿タイプとカスタムタクソノミーの構築がストライクでした。
問題点としては、やはりこういった技術系の書籍は難易度が高く、ある程度の知識、経験が必要となります。この書籍も例に漏れず中級者向けと感じます。HTML、CSS、PHPあたりは理解していないと役立たずになる可能性大です。WordPress初心者でしたら、昔の書籍になりますが簡単な内容のものが出ていますので、そちらからステップアップすることをお勧めします。