HTML系の書籍で主に私が使っている、いたものを紹介します。
Web標準テキスト(3) HTML/XHTML
CSSを中心としたWebライター大藤様の書籍です。HTMLを組み立てるときに必要な文書構造の概念、HTMLとXHTMLの違い、タグの基本的な使い方、記述に関する注意点など、HTMLそのものについて分かりやすく書かれています。この書籍のおかげで文書構造の知識を再確認することができました。個人的に必携の書と思います。
HTML+CSS Handbook 3rd Edition Web系ハンドブック
過去授業で使用していた本で、HTMLを中心にWeb制作で使われる言語や規格についてまとめられている教科書系のタイプになります。HTMLについてどのような記述をするのか、タグや要素の種類など基本が押さえられているのでWeb初心者にオススメです。ただ、現在ではXHTMLが主流になっていますので、あくまでも基礎を学習するためのものとなります。
HTMLタグ+スタイルシート辞典ちび
こちらも授業で使用していたもので、上記同様HTMLとCSSについて記述されています。コンパクトで使いやすいので、少し調べる時に役立ちました。やはり少し古めの内容になります。
最近ではネットでWebの情報が手に入りやすくなり、書籍が必要ないかと思えばそうではなく、毎月様々な解説書が発売されています。Web関連の書籍について前段として少し書いてみます。
Web書籍の選び方
Webの書籍は1冊2,500円前後と高く、かつ、たくさん種類があるので何を買ったらよいか迷うときがあります。そこでまず押さえるポイントは次の2つです。
- 必要な情報が1ページでもあれば検討する
- 実際に読んで内容を確認する
情報はそのとき旬の内容が載りますので、拾い損なうと入手が遅れます。また、ネットで集める情報より実際に読んだ方が頭に入りやすいです。モニタの見過ぎは目も疲れますし。似たような書籍がたくさんある場合には自分に合った方向性を選んだ方が分かりやすいので、息抜きがてら書店に寄ってみると良いリフレッシュにもなります。
Web書籍の使い方
書籍はネットの情報と比べ、間違いが少なく読みやすくまとめられています。また、特定の情報について書かれているものであれば索引からすぐに目的の内容を調べることもできます。検索に時間を取られて結果が出ないより、少しの投資で手に入る知識であれば十分元は取れるでしょう。
それから、Webの書籍にはタイプとして基本的なことが書かれている「教科書型」と主にテクニックについて書かれている「参考書型」があります。お金に余裕があれば両方そろえておくことをお勧めします。