2009年のWebデザインはどうなる?

調べ物をしていて見つけたブログに、2009年のWebデザインについて書かれていたので読みました。その感想をば。 詳細はWWW Watchへ
  • デカ文字はいくつか片鱗みたいなサイトを見かけてました。文字の立体感としてよくエンボス加工は使われていますが、今年は逆にへこむようです。AdobeCS4のアイコンが使ってたような。
  • リッチ系は定番となり今年も人気がある模様。LightBoxの派生版や特定の箇所をスライドさせる機能は様々なプログラムが開発されていますね。
  • DTPレイアウトはCSS環境が揃ってきたことでやっと使えるようになったか。動画によるコンテンツはセミナーで紹介されていた通り、注目されているようです。
  • サイト説明は最近の日本の企業系サイトで見かけなくなった項目ですよね。それが復活するのか。

【第13回】WEBコンソーシアム定例会参加

去年から北海道でWeb業界を中心とした同業種が集まり月1回セミナーを開くという「WEBコンソーシアム」に参加しています。 今回は「コンテンツから見たインターネットの可能性と期待」ということで主に動画コンテンツ関係に携わっているマーヴェリック・クリエイティブ・ワークス代表取締役 久保俊哉さんのお話です。 興味深かったのは、Webサイトをよりよく見せるためにどう「演出」するかが必要ということと、デザインなど発想法として「頭に刺激を与える」ところです。 確かに最近の日本のWebサイトはカッチリとしてあまり冒険しないテンプレートのようなサイトが大半を占めています。グリッドレイアウトは情報が整理され分かりやすいですが、見た目のインパクトに欠けるため、リッチコンテンツを導入するなど限られた制約の中で試行錯誤が続いています。絵コンテや秒単位の動きなど動画系に近いクリエイターとの連携で、よりインタラクティブで表現豊かなコンテンツ制作は、私もこれからより重要になると思います。 発想法は質疑応答で出た項目ですが、回答の具体例は「道を歩くとき同じ道を通らない」。以前セミナーに参加したときも似たようなことがあり、そのときの回答は「遊べ」でした。一日中部屋に引きこもり、どんなにそのことだけを考えても一馬力では限界があります。悩んで思考が停止した状態、無駄に時間を費やすのであれば、気分をリフレッシュさせ別視点や別側面から物事を見られるよう行動した方が良いという意見は賛成です。 ただ、リッチコンテンツに関心を示してくれる企業や、余暇や費用を与えてくれる制作会社があるのか、という疑問も感じましたが。