ブレンド
ブレンドツールは、2つのオブジェクト(グループ化されているモノも含めて)の間にある形と色を、徐々に変化させて新しいオブジェクトを作り出し、補完する機能を持っています。補完するオブジェクトは初期設定では滑らかに見えるよう2桁以上のオブジェクトが表示されますが、[ブレンドオプション]から補完するオブジェクトの距離や補完数、方向などを手動設定することも可能です。
リアルトレースでは中心となるツールで、制作するイラストの濃淡(グラデーション)を表現するため、補完するオブジェクトを重ねて使います。
ブレンドさせるために覚えておくポイントは、次の2点です。
1.オブジェクトの同士のアンカーポイントを揃える
2.アンカーポイントは全てハンドルを引き出しておく
アンカーポイントが揃っていないと、グラデーションのかかり方がおかしくなります。また、ハンドルが出ていないとグラデーションが一部とがったようになり、滑らかに表示されません。