リアルトレースを極めよう(1)

最近リアルトレースの書籍が販売されていないことを知りました。 リアルトレースは写真を自動トレスする機能が出てきたため、マイナーなスキルとなっている部分もありますが、 Webの3DCGアイコンなどでよく使われるようにもなりましたので、覚えておくと重宝します。

リアルトレースで使う機能

他にも使う機能はありますが、私が主に使うのはこれくらいです。
  • グラデーション
  • ぼかし
  • ブレンド
  • メッシュ
  • スポイトツール
  • 不透明度

グラデーション

グラデーションは基本のツールですが、ちょっとしたことで大きな効果を上げることができます。 線形と円形があり、グラデーションの開始位置と範囲はグラデーションツールで決めることができます。 試しに球体を作ってみましょう。 まず円を描きます。 グラデーションで円形を選択、片方を白色、片方を好きな色に(画像は赤色で)します。 グラデーションツールでドラッグし、位置や範囲を決めます。 こうすることでより立体感を出すことができます。 円を描く 次に、ゲームに出てくる地下に行けたり、人食い花が潜んでる土管を作ってみましょう。 長方形を好きな大きさで作ります。Ctrl+Uでスマートガイドを出し、長方形の下部に合わせて楕円を描きます。 長方形に対してグラデーションで線形を選択。緑色のグラデーションを設定します。 元となる土管そのもの形状は筒状で表面が反射している(金属っぽい)ので周りからの反射や屈折をグラデーションに取り入れます。 グラデーションが完成したら、楕円にも同様に適用しましょう。 土管を描く 後は、土管の上部になる箇所を長方形、楕円×2、中の空洞になる楕円(黒ベタかグラデーション)を作って完成です。

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