CPUについて(2009/05/31修正)
CPUは外部から入力された命令をこなす電子回路で、人間で言うところの頭脳にあたります。CPUの性能を見分けるポイントは処理速度とコア数で、速度はGHz単位で2~3GHz前後、コア数は2~8個あたりがよく知られています。この他細かいところではキャッシュの容量も影響を与えます。元々CPUからHDDではデータの読み書きに時間がかかるため橋渡しとしてメモリがありますが、メモリとの間にもタイムラグが発生するため、キャッシュを置くことで処理速度が上がります。現在は1~3次キャッシュがCPUに組み込まれています。また、CPUとは略称で正式名称は「セントラル・プロセッシング・ユニット」と、日本語では「中央処理装置」と呼びます。
CPUはその使用用途により階層ごとに分かれています。3DCGなど膨大な作業を行うハイエンド、市販ソフトを扱うミドル、インターネットやモバイル用途向けのローエンドなどがあります。
CPUを開発しているメーカーは大きく2社、IntelとAMDです。厳密な違いはありますが、一般ユーザーはそれほど気にしなくて良いと思います。自作(PCをバラで買い自分で組み立てる)でパーツ単位で購入する際CPUに合った部品をそろえる必要が出てくるくらいです。