Illustrator

Illustratorは、単品のチラシ、パンフレットなどを制作ツールです。動作とデータが軽いことで昔からDTP業界で重宝されています。パスという機能を使い、点と点を結び形を作りながらデザインを組み立てるので敷居が高いと感じますが、絵の知識や経験が無くても扱えるので、慣れると嵌ってしまうユーザも多いです。 WebではPhotoshopと並んでページデザインに使われます。メリットは文字の細かい調整ができる、レイアウトがしやすいが挙げられます。デメリットは複雑なデザインは作りづらい、PX(ピクセル)が太るなどです。 CSになってからメモリの占有と動作の重さがネックとなり、さらにCS3では終了しないバグなど使いづらいツールとなっています。そのため、過去からのユーザはわざとバージョンアップしない傾向があります。私もメインはVer.10を使っています。

Photoshop

Web制作において必要なソフトの説明をします。 最初はPhotoshopです。 PhotoshopはAdobeから販売されているプロデザイナー向けのツールです。写真をレタッチする、画像加工する、イラストを描くなど多機能で高度なデザインを作ることができます。最新Ver.のCS4は64bit版対応となり、Windows XPやVIstaの64bit版と組み合わせることでより複雑な調整を高速で行うことが出来るようになっているそうです(64bit版OSはメモリを3GB以上載せても認識する)。併せて3D編集機能も強化されています。 Webではグラフィカルなページデザインと写真のレタッチに使われます。機能については類似ソフトの追随を許さない素晴らしい性能を誇りますが、覚える機能が多すぎることや多量のメモリを消費すること、価格面などから初心者には敷居の高いソフトです。 印刷用途にも耐え、Webを問わず多くの企業がPhotoshopを使用しているため習得必須のソフトになります。有名なだけあり解説書やテクニック集など書籍も充実しているので、覚える土壌はできていると思われます。 個人的にCS3での感想ですが、グラデーションやマスクが綺麗に出るところにアドバンテージを感じます。スライス機能が弱いのとPX単位での書き出しがぼける点がどうにかならないかいつも思ってます。動作も重く敢えて過去バージョンを使うところも少なくありません。面白い点としてバージョンに依存しないので、同じ形式のファイルであればどのバージョンでもさほど影響なくファイルが開けます。