Adobe CS6バージョンアップの良い方法はどれ?

Adobe CS6バージョンアップの良い方法はどれ?先日、Adobeから新しいソフトCS6の告知がUSTREAM経由でされました。なかなか魅力的な内容だったかと感じています。それを受けて、さてバージョンアップしようと考え、どうしたら現状一番良い形でバージョンアップできるのか、調べてみました。

バージョンアップに関する情報

CSを最新バージョンにするための方法はいくつかあります。
  1. アップグレード版を購入する
  2. Adobe Creative Cloudでの購入
  3. アドビボリュームライセンス(AVL)での購入
そして、これらを既に比較できるよう、Adobeのサイトにページが公開されています。 環境移行Q&Aガイド:どのように購入したらいいの? – Adobe Design Magazine さらに、個人で調べている方のサイトも見つかりました。 アップグレード?Adobe Creative Cloud?迷う方への試算 これらサイトで足りない情報は、3つ目の「アドビボリュームライセンス(AVL)での購入」となります。ですので、Adobeに問い合わせてみました。

アドビボリュームライセンス(AVL)での購入について

この方法は購入する側によりさらにいくつかの種類に分けられ、個人で1本単位から購入する場合は「TLPプログラム」、企業で10本以上など大量に購入する場合には「CLPプログラム」が該当します。 AVLの特徴は、一つのライセンスで複数のPCにインストールが可能、ソフトは最初に買い切る形でOS混在での使用が可能、CLPではポイント制による次回への割引き制度などがあります。実際にかかる費用については、料金については直接問い合わせた場合のみ公開される内容となっています。 それから、問い合わせ分かったことなのですが、従来まで提供していた「TLP+アップグレードプラン」というサービスは現在行っていないということです。

Adobe Creative CloudとAVLの内容の違い

Adobe Creative Cloudで購入した場合、従来のパッケージ版とは異なり、追加サービスが提供されます。
  1. Edge、Lightroom、Museの使用
  2. Touchアプリケーションの使用
  3. 各種サービスの使用
Adobe Creative CloudもAVLと同様にOS混在での使用が可能です。 ※1ライセンス2台まで使用可能、2台目はバックアップ用途で、非同時起動が条件。

結局どれが良いの?

個人でバージョンアップする場合、どのタイプを購入するかと、その目的で選択となります。
  1. Master Collectionの場合→Adobe Creative Cloud
  2. Master Collection以外の場合→アップグレード版購入
  3. Adobe Creative Cloud追加サービスを使いたい→Adobe Creative Cloud
ただし、上記の条件としてCS5.5を所有している人に限ります(アップグレードSとして購入)。AVLを検討する場合にはさらに細分化される可能性があるため、直接問い合わせる必要があります。

クリエイティブディレクター x テクニカルディレクター のこうしれ!

クリエイティブディレクター x テクニカルディレクター のこうしれ!2012年4月7日(土)16:00から「Garage labs」で開催された「クリエイティブディレクター x テクニカルディレクター のこうしれ!」に参加しました。スキルパートナーズ株式会社oosugi20さんとユースフルデザインのtak_shiroさんが主催のWEBディレクター向けセミナーです。

クリエイティブディレクター x テクニカルディレクター のこうしれ!の概要

WEBサイトの制作案件を行う際、実際にどう考え、どのように進めて行くか、また、最近言葉にする「UXデザイン」の説明や、Fireworksを上手に使いこなすTipsなど、様々な事柄をWEBデザイナー寄りの視点で解説されました。

クリエイティブディレクター x テクニカルディレクター のこうしれ!の感想

とにかく、内容が濃かった。実際にWEBディレクター、デザイナーとして日々業務をこなしている方も多く参加されていましたが、かなりためになる内容だったと思います。WEBデザイナーはただサイトの見た目を作るだけではなく、サイトの構造やマーケティングまで考えて行動する重要性を丁寧に説明されました。 また、クライアントとのトラブルを回避するためにサイトデザインをFireworksで行う点については、今までほぼIllustratorを使ってきた私でも、Fireworksで制作するメリットを大きく感じました。これを機会に、Fireworksでの制作を視野に入れていこうかと考えています。 主催のoosugi20さんのサイトoosugi20-blogはこちら 同じく、主催のtak_shiroさんのサイトColor Paletteはこちらです。