わくわくWWWさっぽろ vol.5

2015/08/05(水)19:00~21:00にわくわくホリデーホール(札幌市民ホール)で開催されたわくわくWWWさっぽろ vol.5に参加してきました。Webに関わる色々なことについて、皆で話し合う形式の勉強会です。
※ここで書いている内容は、私見が入った抜粋となります。

CSSのフレックスボックスについて

とても便利なのですが私は全く使っていません。現場で使っている人の意見を聞くとIE10から対応とのことで、バグが多く今のところかなり使いにくそうです。結果、表示を確実にこなすには従来の機能を使った方が良いというところに落ち着きました。

スマホでのサイト確認をどうしているか

閲覧対象となるスマホ全機種実機確認が必要なのですが、膨大な数になるためほぼ不可能です。そのため、基本は開発側で所持している実機のスマホをベースとして、クライアントの意向があればリモートテストキットなど有償の実機検証サービスを使います。つまるところ、検証環境が増えればそれだけ費用、納期を増やす必要があり、クライアントにはその旨事前説明が必要となるでしょう。

やってみたい勉強会

マークアップの技術レベルを上げるための勉強会、というのが出ました。コマンドプロンプトやターミナルといったCUIを扱う最近の環境は、プログラマーよりでないと難しい場面がありますので、ハンズオン形式の内容があると嬉しいですね。

また、マークアップの事を考えたデザインを作るための、デザイナー向けの勉強会という意見も出ました。こちらに関しては、かなり厳しいでしょう。デザイン優れているデザイナーは紙媒体経験があり、そのフォーマットはWebのルールとかけ離れていることが多いです。ブラウザ幅で見た目が変わる現在のWebサイトのデザインに興味を持ってくれる人がどれだけいるのか、かなり疑わしいですね。

わくわくWWWさっぽろ vol.4

2015/07/08(水)19:00~21:00にわくわくホリデーホール(札幌市民ホール)で開催されたわくわくWWWさっぽろ vol.4に参加してきました。Webに関わる色々なことについて、皆で話し合う形式の勉強会です。
今回も、参加者から出てきた議題について様々な意見がでました。

就職でポートフォリオのようなサイトは必要か?

必要です。企業は面接に来た人材がどれだけの能力があるかどうか分かりません。自分のスキルを外部にアピールするために、過去制作した成果物が見られるようになっているとスキルレベルを把握しやすくなり、また、「この人は就職に対して前向きだ」と印象づけることもできます。

また、最近の企業の傾向としてスキル以外にも人間性などの部分を重視するなど、地方での求人が少ない場所では要求レベルが高くなっています。就職で必要な事柄としては、スキル、人としてのマナー、その業種への情熱などが高い人は喜ばれることが多いです。

10年後のWeb業界はどのようになっているだろう?

難しいお題ですね。今までの推移を見るとスマホのような小型の端末が主流となり、身体に身につけるタイプの端末でのネット閲覧が一般的になると思われます。人工知能もより高度になりSiriのような対話型の機能がより使いやすくなるという意見も出ました。

北海道でWordPressの勉強会が少ない?

WordPressはプログラマーよりのCMSのため、エンジニアが力業で解決できる部分が多くデザイナーが関わりづらい部分が大きいと思います。また、現在Webでの開発環境が大きく変わり、必ずCMSを選択する必要性が薄れてきているのではないかと思います。クセがありますが使い倒すと面白い機能特化したシステムの方が魅力を感じることもあるかもしれません。